寝癖をとる時は・・・
こんばんは シャンプーソムリエのいるサロン
Vita hair works(ヴィータヘアワークス)のカツトシです。
毎朝、悪戦苦闘している方も多いんじゃないかと思う「寝癖なおし」
みなさんはどんな感じで寝癖直してますか?

スタイルや髪の長さによってその方法は変わってくると思いますが、
根本的に寝癖を治すにはまず水分が必要になります。
だけどその水分の状態の違いで寝癖の直しやすさが
全然違ってきちゃうんです!
どういうことかっていうと・・・
常温の時のお水分子のイメージが↓

ぶどう一房のように水分子がいくつも張り付きあって
お水っていう形を作っています
だけど同じお水でもお湯になると・・・↓

お水の分子が常温に比べると少ない数でまとまるようになり
同じお水でも大きさが違ってきます。
寝癖は濡れた髪が乾く際ににつくもの。
言い換えれば寝癖のついた乾いた髪が再度濡れれば元の形に戻ります。
だけど本来髪の毛は水に馴染みにくい性質を持っています。
髪の表面はキューティクルで覆われていてパーマやカラーの際は
このキューティクルをお薬の力で緩めてあげるんですが、
常温のお水だと、どうしてもキューティクルの隙間にお水が
入りにくい状態になります。
ですが、常温のお水ではなく、お湯にしてあげることで
同じお水でも分子の大きさが小さくなるので、常温のお水より
キューティクルの隙間から水分が入りやすくなり、
結果、寝癖が取れることになります。
ちなみにご来店いただいた際に見たことあるんじゃないかと思う
昭和のカラオケマシーンのような機械・・・

パルッキー(プレゴ)って言って、ここから出てくるモルビドスチームという
通常の蒸気の中にある水分子よりさらに小さな分子となって出てくるもので、
このスチームを髪に当てると、表面は濡れた感じがしないのに、
髪はすごくしっとりとした感じになり、寝癖などは取れちゃいます。
前髪カットだけのお客様などの時に、癖をとるのにとっても重宝してます。
寝癖をとるなら常温のお水ではなくお湯を使う!
是非覚えておいてくださいね~!!
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